愛媛県オリジナルブランドの「紅まどんな」は、その美しさと風味から贈答用にも選ばれる柑橘です。ゼリーのような食感が特徴的で、自然に恵まれた愛媛県ならではの味わいが楽しめます。
今回は、紅まどんなの味や特徴、美味しい食べ方を紹介します。贈答用としても、自分へのご褒美にもおすすめの紅まどんなの魅力に迫ってみましょう。
記事の後半では、えひめ果実便(小林果園)より紅まどんなと同じ品種の媛一まどんなを使用した商品を紹介します。甘平(かんぺい)やせとかなどの高級柑橘を使ったゼリーやジュースも登場するので、ぜひチェックしてみてください。
目次
紅まどんなとは?
2005年に品種登録された紅まどんなは愛媛県のオリジナル品種です。正式な品種名を「愛媛果試第28号(愛果28号)」といいます。南香と天草を掛け合わせて作られており、糖度が高く、濃いオレンジのツルツルした見た目をしています。トロンとしたゼリーのような食感が特徴的です。
紅まどんなの名前の由来は、愛媛県松山市を舞台にした夏目漱石の小説「坊ちゃん」に出てくるマドンナです。
「紅まどんな」を名乗ることができるのは、 条件を満たし、品質を保証されたものに限られています。みかんの産地として有名な愛媛県の柑橘の中でもひと際目立つ存在です。
参照:https://www.zennoh.or.jp/eh/food/Introduction/ssi/fruits/benimadonna.html
紅まどんなの味と特徴
紅まどんなの見た目や風味の特徴について紹介します。愛媛が生んだ美しい柑橘、紅まどんなの魅力をみていきましょう。
大きくて鮮やかな見た目
紅まどんなは、ミカン類とオレンジ類を掛け合わせた品種ということもあり、1個あたり250g程度と大きくて丸い見た目をしています。鮮やかなオレンジ色のため、ギフトにも喜ばれます。化粧箱に詰められた贈答用は特別感があり、お歳暮や年末年始の贈り物としても人気を集めています。
参照:https://mikkabimikan.jp/picture_books/BeniMadonna
溢れんばかりの果汁と香り
紅まどんなの特徴は、ジューシーな果汁と甘い香りです。手に取ってみると、一般的な温州みかんとの違いをしっかりと感じられるでしょう。
ひと口食べると、口いっぱいに果汁が広がり、濃厚な甘みとほどよい酸味のバランスを楽しめます。華やかな柑橘の香りが鼻に抜け、後味はすっきりとしているため、最後まで飽きずに味わえるのも魅力です。冷やして食べることで、みずみずしさがさらに引き立ちます。
手間暇かけて育てられた柑橘
紅まどんなは、果皮が薄い品種のため、雨風に直接当たらないよう工夫が必要です。施設を使った栽培や袋かけを行いながら栽培されています。紅まどんなは、手間暇かけて育てられたデリケートな柑橘といえます。
紅まどんなの糖度はどのくらい?
紅まどんなの名称は、糖度10.5度以上、酸度1.2%未満の基準を満たした高品質な果実にのみ与えられます。一般的に販売されるものの糖度は、12から13度のものが多いと考えると良いでしょう。
紅まどんなは、酸味が少なく、他の品種と比べ水分が多いみかんといえます。しっかりと甘みを感じられ、後味もすっきりしているため、甘みと酸味のバランスにこだわりがある方にもぜひ食べて欲しい柑橘です。
参照:https://www.ja-e-chuo.or.jp/blog/blog-62503/
紅まどんなと愛媛の高級柑橘(せとか・甘平)との違い
愛媛では、他にも高級な品種のみかんが育ちます。以下では、紅まどんなと甘平(かんぺい)やせとかとの違いを紹介します。
甘平(かんぺい)との違い
甘平(かんぺい)は、平たい見た目が特徴的です。紅まどんなの丸みと比較するとわかりやすいでしょう。紅まどんなの糖度が12~13度なのに対し、甘平(かんぺい)の糖度は約14度です。甘みと酸味を両方楽しみたい方には紅まどんながおすすめです。
せとかとの違い
紅まどんなとせとかはよく似た見た目をしているため、見分けるのが難しいかもしれません。糖度も同じくらいです。
後味にあっさりした印象を感じたい場合は、爽やかでほどよい酸味がある紅まどんながおすすめです。甘さと酸味のバランスがとれた柑橘といえます。濃厚でコクが強い方を好む方にはせとかも合うでしょう。
紅まどんなの旬・食べ頃の時期
紅まどんなの旬は、11月下旬〜1月上旬頃です。とくに、12月頃は糖度が高くなりやすく、贈答用としても人気があります。そのため、お歳暮や年末ギフトにも選ばれています。愛媛限定のブランドのため、希少性が高く、旬の時期も短めです。
紅まどんなは、旬の時期を逃すと入手しにくくなるため、販売開始の情報を早めにチェックするようにしましょう。
参照:https://mikkabimikan.jp/picture_books/BeniMadonna
紅まどんなの主な産地
紅まどんなは、愛媛県限定ブランドです。空からの太陽と海や陸地に反射した太陽に恵まれた愛媛県は、柑橘類を育てるのに必要な環境が揃っています。収穫時期には糖度や色などを確認し、基準を満たした果実のみが出荷されるため、見た目の美しさとジューシーな食感を兼ね備えた高品質な紅まどんなが全国へ届けられています。
以下で、愛媛県内の有名な産地を紹介します。
松山市
愛媛県の中でもとくに松山市は、紅まどんなの産地として有名です。瀬戸内海沿いの温暖な気候を生かした柑橘栽培が盛んにおこなわれています。
市内には興居島(ごごしま)や中島などの島しょ部、北条地区といった柑橘栽培に適したエリアがあり、日照時間が長く、水はけの良い斜面を利用した果樹園が多く見られます。
昼夜の寒暖差や海からの反射した太陽の光など、果実の糖度を高めやすい自然条件に恵まれていることから、品質の高い紅まどんなが生産されています。贈答用として高い評価を受ける果実も多く出荷されているエリアです。
伊予市
伊予市でも柑橘類の栽培が盛んにおこなわれており、甘平(かんぺい)やデコポン、伊予柑など多岐にわたります。
瀬戸内海に面した温暖な気候と日当たりの良い丘陵地を生かし、さまざまな品種が栽培されている地域です。紅まどんなもその一つで、生産者は果実一つひとつの品質管理を徹底しながら栽培しています。
砥部町
砥部町も、紅まどんなをはじめとする柑橘類の栽培がおこなわれている地域です。伝統工芸の砥部焼でも全国的に有名な砥部町は、温暖な気候と水はけの良い丘陵地を生かした果樹栽培が盛んで、高品質な柑橘の生産地として知られています。
甘くて美味しい紅まどんなの選び方
紅まどんなとして出荷されたものは、一定の基準をクリアしたみかんです。しかし、個体差があるため、手に取って選べる場合はいくつか比較して決めるのがおすすめです。以下で美味しい紅まどんなの選び方を紹介します。
重量感があるものを選ぶ
基本的に柑橘類は中身がしっかり詰まったものを選ぶのがおすすめです。手に取って比較できる場合は、一つひとつの重さを確認してみてください。なるべく果肉が詰まった重量感のあるみかんを選びましょう。
皮にツヤがあるものを選ぶ
柑橘類は、皮にしわがなく、ツヤがあるものほど新鮮です。皮の表面を確認して、古そうなものは、味が劣化している可能性が高いため避けましょう。
直接確認できない場合は、専門店などで購入すると高品質である可能性が高いです。
紅まどんなの美味しい食べ方
紅まどんなは皮がやや厚めのため、手で剥いて食べる方法はあまりおすすめできません。以下でおすすめの食べ方を紹介します。
スマイルカット
スマイルカットとは、くし切りを指します。ナイフで果実を横半分に切り、縦に4等分にするだけです。この切り方は、笑った口のような形になるためスマイルカットと呼ばれています。食べやすく、紅まどんなのジューシーな風味をしっかりと感じることができる食べ方です。
食べにくい場合は、身と皮の間に切れ込みを入れておくと便利です。
一口サイズに切る
紅まどんなの上部分と下部分を少し切り、縦に半分にします。さらに半分にして、4等分になります。好みにもよりますが、白いワタの部分は、このタイミングで取り除くと良いでしょう。
4分の1になった紅まどんなを、それぞれ半分に切り、8分の1サイズにします。身と皮の間に包丁を入れ、切り離したら完成です。フォークでパクッと食べやすく、小さな子どもがいる場合にもおすすめの食べ方です。
紅まどんなはどこで買える?
希少性の高い紅まどんなですが、購入方法はいくつかあります。以下で紅まどんながどこで買えるのかを紹介します。
愛媛県の直売店
基本的には紅まどんなを産地で直接購入したい場合は、愛媛県の直売店に行く必要があります。収穫時期には、朝採れたばかりの新鮮な紅まどんなを販売していることもあります。生産者から直接話を聞ける可能性がある点も魅力です。
JAの直売店などでは、紅まどんな以外にも愛媛県の柑橘やその他の名産品などが並んでいることが多く、お土産を探したい時にもおすすめです。
専門店や通販サイト
紅まどんなは一定の基準を超えたものしか出荷されませんが、見た目や味がさらに確実なものを選びたい場合は、専門店やネットショップを選択肢に入れてみてください。
専門店やネットショップには、紅まどんなを使用した加工品や他の品種との食べ比べ商品が並んでいることもあります。おしゃれなパッケージを用意しているショップも少なくありません。
紅まどんなの洗練された美しさをしっかりと感じたい方は、ぜひ専門店やネットショップを活用してみてください。
えひめ果実便で購入できる媛一まどんな
紅まどんなと同じ品種の柑橘に、えひめ果実便(小林果園)の媛一まどんなというブランドがあります。
媛一まどんなを使った商品として、えひめ果実便がお届けする100%ストレートジュースのギフトを紹介します。100%ジュースのため、柑橘本来の風味を楽しみたい方にもおすすめです。選び抜かれた品種に合う高級感あふれる瓶とパッケージでお届けします。媛一まどんなが気になる方はぜひ、試してみてください。
紅まどんなに関するよくあるご質問
愛媛ブランドの「紅まどんな」についてよくある質問を紹介します。ぜひ、商品を選ぶ際の参考にしてください。
Q1.紅まどんなの値段の目安は?
紅まどんなの価格の目安は、1つあたり500円~1,000円程度です。贈答用か家庭用かによっても、価格は大きく異なります。
一般的に、直売所で購入する方が価格が低く、専門店や通販サイトで購入する方が高級品となる可能性が高いです。果物の価格は、その年の収穫量などの影響も受ける点に注意しましょう。
※値段の目安は、執筆当時の参考価格です。
Q2.紅まどんなと媛一まどんなのどっちが本家?
紅まどんなも媛一まどんなも正式な品種名は、「愛媛果試第28号(愛果28号)」といいます。愛媛県のみで栽培されている品種です。
厳しい基準をクリアしたもののみ、JA全農えひめの登録商標である「紅まどんな」を名乗ることができます。
「媛一まどんな」は「紅まどんな」と同じ品種を使用したブランドと考えると良いでしょう。
まとめ
今回は、愛媛が誇る高級みかんの「紅まどんな」について紹介しました。紅まどんなは、美しい見た目とゼリーのような食感が楽しめるギフトにもおすすめの柑橘です。
紅まどんなは、食べ方や切り方を工夫することで、小さな子どもからご年配の方まで楽しんでいただけます。
厳しい基準をクリアした果実のみが名乗ることができる「紅まどんな」は、専門店や通販サイトでも購入可能です。
紅まどんなを使った商品を食べてみたいという方は、えひめ果実便(小林果園)の媛一まどんなをぜひ一度お楽しみください。紅まどんなと同じ品種のため、コクがあり、プルンとした口あたりを感じることができるでしょう。ギフトだけでなく、自分へのご褒美にもぴったりです。




